【6.5号機時代開幕!!】内規が変わる時は絶好のチャンス!効率的な検証方法を知って収支アップに繋げよう。

もずくコラム6 サムネ
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どうもこんにちは、もずく(@mozuku424)です。

6.5号機の導入が本格的に始まり、有利区間ランプ撤廃や有利区間4000Gの機械が増え、これから多種多様なゲーム性を備えた台が更に増えてくることが予想されます。

何か大きな動きやルールの変更がある時は新しい狙い方や打ち込んでいないと気づけないようなマニアックな狙い方が生まれる傾向にあります。

実際に6号機が世に出てからは、5号機から存在した天井狙い、ゾーン狙い、モード狙いに加え、有利区間引継ぎ狙いなるものが現れました。

それに気づくのが早ければ早いほど収支を上げられるので、新しい狙い方、特殊な狙い方というのは個人的にかなり重要視しています。

ですが、自分で気づいた狙い方が本当にあっているかを判断するためには実際に「正しく」サンプルを集計していく必要があります。

そこで今回は、特殊な打ち方をすることで通常よりも高い機械割で打つことが出来た過去の機種を例に、僕がどのように検証を行っているか伝えたいと思い、コラムのテーマとしました。

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目次

前兆G数について

まず、今回の特殊な狙い方の説明に入る前に必要な知識である、前兆G数について説明します。

スロットの期待値を上乗せする方法は「投資額を少なくする」か、「獲得出玉を増やす」の二つしか存在しません。

スロットの前兆というのは期待感を煽り、投資額を増やすための演出なので、前兆G数が短ければ短いほど投資額が減り、その分期待値が高くなります。

つまり、ガセ前兆を見抜き前兆中にやめることが出来れば期待値を上乗せすることが出来るのです。

基本的にスロットの演出はその前兆が当たるか当たらないかはある程度までしかわかるようになっていません。

例えばユニバーサルのまどマギ前後編などはその傾向が顕著で、それまで特にチャンスアップがないにも関わらず前兆終盤で急にチャンスアップが出現し、当たりが告知されることが目立ちます。

ただし中にはガセ前兆と本前兆の演出の差がかなり激しい機種があり、特定の条件を満たせばガセ前兆中にやめるといった立ち回りが出来ることがあります。

それが今回取り上げる機種、「花の慶次 ~天を穿つ戦槍~」です。

ゲーム性の解説


本機は5.5号機後半で登場した機種で、エナ台でした。

天井狙いもリセット狙いも出来る機種でしたが、機械割は105%と当時設置があったリセット狙いができる機種の中では軽視されていた方。

そんな中、僕はこの特殊な狙い方を見つけてからかなり優先的に打っていました。

おそらく打ったことがない方もいらっしゃると思うので、まずリセット天国狙いの前兆の流れを説明したいと思います。
(僕が打っていく中で感じた構造なので本当は違うかもしれません)

  1. . 前兆1…液晶87Gから約10G間。内部的に約30G進んでいるので実際は50G付近を踏むと前兆が始まる。
  2. . 前兆2…87Gから10G~14G間の前兆演出。その後前兆ステージに移行する。
  3. . 前兆3…前兆ステージ。終了後に連続演出に発展する。
  4. . 前兆4…連続演出。演出成功でAT告知。

前兆は上記の4つの区間からなり、打感ではATの当否に合わせて各前兆の強弱を決めているようでした。

前兆ステージはよくあるステップアップ型で、3段階アップするとそこそこアツかったと思います。

と思います、と曖昧なのは理由があり、前兆ステージ(前兆3)を回すことはほぼなかったから。

そうです、リセット天国狙いは87Gから約10G発生する前兆1でほぼATの当否を見抜くことができたのです。

前兆見切りの方法

それでは本題の前兆1で当否を把握する方法を解説します。

本機の前兆1中は主に以下の演出発生率が高いので、各演出と強パターンをまとめてみました。

前兆中の演出とその演出の強パターン

演出 期待度 強パターン
セリフ演出 赤セリフ
各武将演出 第三停止時チャンスアップ
(政宗→真田→奥村→直江の順にアツい)
慶次アップ演出 第三停止慶次の顔アップ+煙吐く
摩利支天演出 第三停止赤文字
おふう演出 第三停止チャンスアップ
蛍演出(「まつ」かも) 発生しただけで激アツ

細かい演出なら他にもあるのですが、見ていたのは主に上記の演出。

AT当選時の前兆1は特に露骨で、武将演出の奥村強パターン以上の演出が頻発します。

さらに、前兆2の前兆ステージの種類も重要で一番期待度の低い「蒼炎の兆し」もガセ前兆時に選ばれやすいステージ。
(期待度の高い喧嘩祭りゾーンでも前兆1が弱かったら外れやすいのですが…)

というわけで、早見切りのルールを「前兆1で慶次アップ演出強パターン以上発生無し+前兆2で「蒼炎の兆し」突入時は捨て」と設定し、前兆ステージ突入画面でやめていました。
(ただし、見切るまでに強チェリーを引いた場合は4.69%で書き換え抽選+CZ抽選を行っているので続行)

前兆見切りで捨てた場合、本来なら30G~40G回す必要があったところを16Gほどでやめられるので、機械割が跳ね上がります。

計算した結果、機械割105%のところ110%を超える狙い方になり、かなり高効率なリセット台となりました。

検証方法

僕がこの打ち方に関して確信を持っているのは十分な検証をしたからです。

どんな機種もそうですが、こういう特殊な打ち方が出来そうだとしてもいきなりチャレンジするのは得策ではありません。

今回の機種の場合、途中で捨てた台のうち6%でも本前兆だとしたら期待値がマイナスになってしまう計算。

なので、確信を得られるまでこのルールで早見切りをした場合にどのくらいの本前兆台を捨ててしまうか集計することにしました。

具体的には、途中でやめず必ず前兆4まで打ち切る通常のリセット狙いをしつつ、早見切りルールだと前兆2移行時に捨てるか捨てないかをメモします。

そうすればマイナスを叩かず、早見切りのルールにが正しいか検証できますよね。

ただ、自分の台だけでは効率が悪く、サンプルが集まらなかったので他の台でリセット狙いをしている人の前兆を横目で見ながら「捨てる」「続行」の判断をしていきます。

結果は捨てる判断をした台150台中2台のみAT当選。

捨ててから前兆終了までは前兆20Gほどなので、初当たり確率は1/1500。

この時点ではまだサンプルは少ないですが、少なくとも優位性はありそうだったので、通常のリセット狙いから早見切り狙いに切り替え、捨てた後にATが当選しているか否かをデータサイトで確認していく検証に切り替えることにしました。

結果、その後も捨てた台は滅多に当たらず、リセット狙いの効率を上げることに成功しました。

検証における注意点

僕が検証において最も大事にしているのは「バイアスがかからないように集計すること」。

バイアスとは、「傾向、偏向、先入観、データ等の偏り、思考や判断に特定の偏りをもたらす思い込み要因、得られる情報が偏っていることによる認識の歪み」です。

要は、物事を自分に都合よく考えてしまう事。

今回で例えると、1回捨てない判断をしたのにATに当選しなかった場合に「前兆弱かったかも、やっぱり今回は捨てたことにしよう」というようにメモを書き換えてしまう行為、などが挙げられます。

こうしてバイアスがかかったデータを集めていってしまうと、データ上では実際より高い間違った期待値が出てしまいます。

自分の一度立てた仮説が否定されるのは人によっては耐え難いものですが、「専業だから感情ない」の気持ちで検証を行いましょう。

まとめ

今回は過去の機種を通して特殊な狙い方の発見方法や、検証の仕方をお伝えしました。

新台の登場スピードが速い時期や新基準の機械が登場する時というのは、特殊な打ち方により機械割を上げるネタが見つかりやすい傾向にあります。

詳しい理由はわかりませんが、新基準に対応した機械の開発にソースを割かれてしまったり、容量を削減する手間を嫌ったりする、というのが理由ではないかと考えており、6.5号機という新しい規格の台が登場している今の時期は特に注視しながら打っています。

もしいつかスロットを打っている過程で「この場合、やめた方が期待値あるのでは?」と思った場合は今回の検証の仕方を参考にしてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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