以前から噂となっていた旧規則機の撤去期限延長が5月7日に正式決定されました。

◆当初、2020年12月末までに検定、認定切れの予定だった遊技機
→パチンコの羽根モノ、ちょいパチ、甘デジ及びパチスロのノーマルAタイプは、1年以内（改正前は7ヵ月）に撤去を行う。
◆当初、2021年1月以降に検定、認定切れの予定だった遊技機
→当初の検定、認定切れの日付から1年以内に撤去することとし、「新目標　新規則機設置比率（PC/PS合算）」を目途に毎月撤去を行う。

引用「WEB GreenBelt」

1年以内となっていますが、新規則機の設置比率が定められていますので1月31日には全ての旧規則機が撤去されます。延長前は11月末だったので実質2ヶ月延長となります。

この比率はスロット・パチンコ合算のもの。延長されたからといってCR北斗無双や番長3のみ大量設置という事は出来ません。

メイン所は大体1月31日まで

パチンコのメイン所で言えば「CR北斗無双」「CR花の慶次 漆黒の衝撃」「CRダンバイン」「CR沖海4」、スロットのメイン所は「番長3」「まどマギ2」「コードギアス」「政宗2」「聖闘士星矢 海皇覚醒」「ディスクアップ」といった機種が全て1月31日まで打てます。

ジャグラーは一番恩恵を受けた

「ゴーゴージャグラー」「マイジャグ4」などは210日の7月までだったものが、1年の延長になった事で12月まで打てます。

高射幸性遊技機は…

ちなみに、凱旋などの高射幸性遊技機に該当する台の延長は無いので復活する事はありません。

沖ドキに関しては色々と複雑で、一部強行的に設置しているホールがありますが、6月にはそれらも全て撤去されます。

延長となった背景

延長についてコロナ禍や緊急事態宣言が表向きな理由としてあげられていますが、一番大きいのはスロットの圧倒的な新台不足。5号機ジャグラーは今後13万台撤去しなければならないのに6号機ジャグラーの販売予定は約4万台。足りない分を他の6号機で補わなければならない訳ですがそんな台はどこにも見当たりません。試験適合率も低い状態が続いていますし、適合を重視して出ない機種を作れば稼働しないのは明白な訳で…

2ヶ月の延長でこれらの問題が解決するとは思えませんが、とりあえずホッとしている業界関係者の方が多いのではないでしょうか。