【AT機】低純増の6号機が続々とリリースされる件

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ATの純増枚数制限が撤廃された6号機初期、各メーカーが競い合うように高純増マシンをリリースしていた。純増約8枚の『Re:ゼロから始める異世界生活』(大都技研)のヒットもあり、今も数多くの高純増マシンがホールを賑わせている。

しかし、この秋から少し流れが変わるかもしれない。リリース予定の新台の多くが純増2~4枚と、今までと比べて低純増なのである。純増を下げる狙いは一体どこにあるのだろうか?

低純増マシンの魅力とは?

一概に、純増枚数別で片づけられる話では
ありませんが、高純増で出玉スピードを
早めたシワ寄せが通常時に悪影響をもたらし、
遊技を続けるモチベーションが保てないのは事実です。

出典:スロ専運営メイキング
高純増マシンは出玉スピードに優れ、迫力もあるが、どうしても通常時や減算区間にしわ寄せがいってしまうようだ。一方、低純増マシンはATを長く楽しめるのが魅力で、強力な上乗せトリガーも搭載できる模様。
 


リリース済みの「絆2」と「モンキーターン4」は8月下旬現在、中古機相場.comの価格ランキングで6号機の1位と2位。ある意味、低純増の成功例と言えるだろう。

では今後、どのような低純増マシンが登場するのか? 純増の低い順にまとめてみた。

純増約2.2枚『対魔導学園35試験小隊』

AT突入時は特化ゾーンから
スタートで平均G数が132G(最低80G)
AT中の平均上乗せ期待度128G
AT中の基本的な流れは
レア役→CZ突破→特化ゾーン
純増が低いだけにとりあえず乗る
消化Gが長いので何かやれそう

出典:キング下総中山店のスロット攻略BLOG「鶏のカルテ」
9月23日、平和(オリンピア)よりリリース予定。通常時はレア小役を引いて、対応する「テンションカウンター」を点灯させ、CZ「小隊夢」を目指す。CZでヒロインへの告白に成功すればAT「魔女狩り戦争」に突入。ATは純増約2.2枚で、特化ゾーン「エンブレイスラッシュ」でゲーム数を上乗せ。AT中のCZをクリアするたびにヒロインが増え、上乗せ性能がアップする。

ATの初期ゲーム数は平均132G、上乗せゲーム数が平均128G。とあるホール関係者によると「長いので何かやれそう」とのこと。

純増約2.5枚『アナターのオット!?はーです』

・初代ハーデスを踏襲した演出&法則
・へるぞーん、裏キャラモード、闇天国といった新規要素を追加
・GOD揃いの出現率が1/6553に
・AT初当り確率が設定1でも1/199.2の比較的マイルドな仕様!?

出典:ちょんぼりすた
9月7日、ミズホよりリリース予定。奇数図柄揃い、5GのCZ「へるぞーん」、確定役からAT当選を目指す。純増約2.5枚のメインAT「GOD RUSH」はSTタイプの上乗せ特化ゾーン「ジャッジメント」からスタートし、消化中も成立役によってジャッジメントを抽選。ジャッジメントをストックする「GO TO HELL」や、確定引き戻しゾーン「アナターのワイフチャンス」なども搭載している。

「ゆるせぽね」(2018年6月)に続くGODシリーズスピンオフ。ATの初当たり確率が設定1でも比較的軽いのが特徴。

純増約2.8枚『S笑ゥせぇるすまん絶笑』

AT突入時は初期枚数決定ゾーンの「ドンドンATTACK」から開始となるが、これには3種類のゾーンが存在。「ドーンCHANCE」であれば、1G完結の上乗せゾーンとなり、4種類の発展先によって上乗せ期待度が変化する。「黄金激笑」であればSTタイプの上乗せゾーンとなり、3G以内に「ドーン!」が発生すれば枚数上乗せ+3Gが再セットされる。なお、その上乗せ性能はおおまかに4種類存在し、最低上乗せ枚数と継続率の組み合わせによって期待感が異なる仕様だ。最後に「千日千笑」であれば、最低上乗せ枚数と継続率共に最高峰となる上位の上乗せトリガーになっている。

出典:『遊技日本』
10月5日、SANYO(サンスリー)よりリリース予定。2017年9月の『パチスロ笑ゥせぇるすまん3~笑撃のドーン~』で好評だった演出・システムをベースにしている。

通常時は約100Gおきに「ゲーム数解除ゾーン」と「自力CZ」が交互に訪れる。打ち手にとって不利なことが起きると蓄積される「笑ゥポイント」も搭載。AT「ドンドンRUSH」は純増約2.8枚で、上位の「真ドンドンRUSH」や「極ドンドンRUSH」なら上乗せ性能が大幅にアップ。期待枚数300枚以上の「黄金激笑」や1500枚以上の「千日千笑」など、聖闘士星矢オマージュの強力なトリガーが多数用意されている。

純増約3.1枚『PACHISLOT リングにかけろ1 ワールドチャンピオンカーニバル編』

近年人気の高純増AT機は、高純増ゆえにどうしてもATを楽しむ時間が短くなります。もちろん出玉スピードは魅力ですが、一番楽しい時間であるAT中を極力長く楽しみたいと思っている私としては、本機の純増約3.1枚/Gは願ったり叶ったり。また、差枚数管理なので低純増でも「出玉が増えない」というジレンマもありませんね。

AT中は目指すべきもの(バトルカーニバル)が明確で、かつバトルのハードルがある分、バトル自体は現実的な確率で発生するものと思われます。ATのたびに、何かひとつドラマが生まれるかもしれないという期待感をもってプレイできる、そんなバランスなんじゃないかと感じました。

出典:パチ7
9月23日、スパイキー(開発はエンターライズ)よりリリース予定。通常時は1周期50G間にポイントを集め、100ポイント到達でCZが有利に。到達しなくてもCZ「ギリシアバトル」へ移行し、3~5人の敵と戦い、味方が一人でも勝ち残ればATに突入する。
メインAT「チャンピオンロード」は、純増約3.1枚の差枚数上乗せタイプ。AT中に発生するバトルに勝利することで、上乗せした枚数は「ベース」としてストック。貯めたベースは差枚消化後に突入する「ビクトリーラッシュ」で、倍々上乗せにチャレンジ。これらのループによって出玉を伸ばしていく。

純増枚数は6号機の中では控え目だが、一番楽しい時間であるATを長く楽しめるのが魅力。倍々での上乗せという強力なシステムも低純増だからこそ実現したものと考えられる。

純増約4枚『吉宗3』


「リゼロ」が大きな盛り上がりを見せていた頃、次の「吉宗」は純増11枚か!? と噂されていたが……。
 


リリースされるのは約4枚に落ち着いたようだ。
 

通常時は主に「ゲーム数解除」と「千両ポイント(1000pt到達)」から疑似ボーナス当選を目指す。いずれも吉宗おなじみの前兆「高確率」突入でチャンス!

疑似ボーナスは純増4.0枚の差枚数管理型のAT。「BB」は開始時に特化ゾーンからスタート。特化ゾーンは3種類ありBB中に必ず3回突入!「RB」はベルナビ7回のみだがBBへ昇格するチャンスあり。

15G連続将軍上乗せの「十五代の夜」や90%ループの「BIG BANG振舞」といった爆裂契機も搭載!

出典:ちょんぼりすた
通常時は規定ゲーム数消化または千両ポイント1000到達からAT(擬似ボーナス)を目指す。「BB」なら必ず3回の特化ゾーンに突入、「RB」でもBBへの昇格チャンスあり。おなじみの演出「高確率」や、古参ならピンと来る「711枚」の上乗せなど、懐かしい要素が満載となっているようだ。

 

低純増の6号機(6.1号機)は、5号機に近い感覚で消化・上乗せを楽しめるはず。高純増にも高純増の良さがあるわけだが、これからは低純増がトレンドとなっていくのかもしれない。

TOP:YouTube


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