2020/02/06
パチンコ屋はちゃんとしたらダメ!「ザル」だからこそ儲かる摩訶不思議な世界
システムエラーが生んだ珍奇な生き物――パチンコに半生を捧げた男たちが語る“業界の真実” から続く
年間売上はおよそ20兆円。2020年現在も娯楽産業の頂点に君臨しているパチンコ産業だが、その実態はホール数・売り上げともに減少の一途をたどっており、閑古鳥が鳴くホールも少なくない。
そんな娯楽産業の哀しき王様に、「そもそもパチンコとは何なのか?」という根源的な問いを投げかけ、メーカー、ホール、ファン、警察、さらにはカジノに依存症まで、業界を取り巻くありとあらゆる問題に斬り込んだ。
パチンコを愛し、半生を捧げてきた著者が業界に正面から向き合い、愛し、苦悶する。その末に行き着いた境地から見たパチンコの真実の姿とは、一体どんなものだったのか。『 パチンコ滅亡論 』(扶桑社)から一部を抜粋し、転載する。