2021/01/03
弱スイカの出玉で晩酌『パチスロ 哲也 ‐天運地力‐』
あけましておめでとうございます! 養分系ライターの弱スイカです。今年も色々な新台の魅力を発見していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
昨年春の外出自粛期間中、皆様はどのように過ごしておられたでしょうか。私はパチスロのアプリと並行して、麻雀のアプリも結構打ち込んでいました。待ちの牌が来た時の快感ってパチンコ・パチスロの大当たりと近いものがありますよね(笑)。そんなこんなで麻雀へのモチベーションが高まっていたところへ、新台『パチスロ 哲也 ‐天運地力‐』がホールデビュー! これは打つしかありません。
昨年の導入初日、朝イチは取れなかったものの、昼過ぎに再出撃したところ、ちょうど空いた台を確保できました。スランプグラフを見てみると、モミモミの状態に耐え切れずヤメた様子。「(高設定)あるんじゃね?」と直感しました。6号機の高設定って終日モミモミで終わることも珍しくありませんからね。
設定判別要素は「引き戻しゾーン終了画面」ぐらいしか出ていません(※実戦時点)が、経験と勘を活かして、設定を予想しながら打ちました! 今年こそは脱! 養分!!
『パチスロ 哲也 ‐天運地力‐』実戦開始!
「ただ勝つために打つ……!」。いやーかっこいい。原作漫画、長いですけど敵が魅力的で面白いですよね。
初当たりのメイン契機はCZ、そしてCZのメイン契機は「レア小役」と「牌ポイント」の2つ。画像は弱チェリーを引いて、リール下の牌ポイントが2になったところです。牌ポイントは弱チェリーやリプレイの一部で獲得でき、9pt貯まるとCZやAT直撃の抽選が受けられます。
スイカハズレのチャンス目出現! レア小役でのCZ突入なるか?
これぞ哲也という感じの濃ゆい前兆を挟んで……。
立直(リーチ)がかかればCZの前兆スタート! さらに赤文字のチャンスアップ!
うーん、あえなく流局。しかし、またすぐにチャンス目を引いて……。
今度は勝利!
CZ「頂上決戦」に入りました! ここが本機の肝の一つ。9ゲーム以内にベルを3回引けば再び9ゲーム再セット、終了までに計12回ベルを引ければ勝利確定、引けなくても最終局面でATの抽選を受けられます。
自力感あふれる決戦の行方は……!?
オワタ……! 2回しかベルを引けませんでした。これじゃ勝てるわけが……。
……あれっ? か、勝ちおった!! 2ベルで突破ってことは、配牌からイーシャンテンだったんでしょうか(錯乱)。ともあれめでたくAT突入です! 投資はまだ4K!
AT「玄人タイム」は純増約2.5枚×1セット30Gからスタート。消化中に擬似ボーナスを引いてミッションをクリアしていけば、やがて純増約5枚に昇格します。
通常時に「牌ポイント」だったところがAT中は「加符招来ポイント」に変化。ハズレを引くと液晶上部の雀アイコンがストックされ、押し順ベルで加符招来ポイントに変換。途中でリプレイを引くとストックされていた雀は去ってしまいます。加符招来ポイント9pt到達で擬似ボーナスのチャンス。
雀アイコン満タンで押し順ベルを引くと、一気に9pt獲得! ハズレを続けて引き、リプレイを避け、タイミングよく押し順ベルを引くことが重要です。
加符招来ポイント9ptでバトル発展! 勝てばボーナスです。
ま、これはサクッと負けたんですが……。
1セット30Gを消化すると、継続をかけた「天運チャンス」に移行。
フリーズ発生で継続確定! 継続率は平均75%となっているようです。
が、今回は3セット目で終了。いまいち伸びませんでしたが、とりあえずの持ち玉ができました。
AT終了後の引き戻しゾーン(32G継続)を抜けると、設定示唆のアイキャッチ画面が出るので、必ずチェックしましょう。こちらの「ドテ子」は偶数示唆です。
一撃が欲しい!
その後、牌ポイントがMAXになって「卓廻し」が発生! 前兆に発展します。
う~ん、青の立直か~。ここは当然のように流局。ですが……!
卓廻しが流れ、牌ポイントが0になると超高確ステージの「BAR葵」に移行することも。早くもお酒飲みたくなってきました(早い)。
通常時はCZの抽選に影響する「通常」・「高確」・「超高確」の3つの状態を行き来していて、超高確に移行するのは卓廻し後のみ。実戦上、高確以上滞在中に強レア役を引ければハイチャンスという印象でした。
持ち玉は飲まれてしまいましたが、総投資6kでチャンス目からCZ当選!
今回は調子よくベルを引けています!
無事、12回ベルを引いてAT突入! さらに……。
天運チャンスで擬似ボーナスに当選!! ミッションクリアでAT昇格のチャンスですが……。
擬似ボ中はベルの引きに恵まれず、クリアならず。あらゆる局面でベルの引きが問われますね。
昇格は逃したものの、継続がそこそこ伸びて、600枚弱の出玉を確保しました。
次に出た設定示唆画面が「タミイ&ミミイ」! 何らかの設定否定と言われています。「1・2・3」否定とかだったら嬉しいんですが、どうなんでしょう。何にせよ、一般的に「○否定」は悪い材料じゃないはず!
ここで小ネタを一つ。本機は押し順ナビ出現時以外は変則押しが可能です。ベル以外の小役はすべてリプレイフラグなので、枚数的な損失はないとのこと。
中押し適当打ちで中段にリプレイが止まるとリプ濃厚。画像(リール右)のような「ハズレ or リプ」示唆の時、第一停止でリプ成立の有無を知ることができます。ちなみに、この演出でリプが成立すると、牌ポイント獲得濃厚っぽい感じでした。
持ち球が残りわずかになってきた頃、超高確にて強チェリー!
これがしっかりCZに繋がって……。
CZ中に弱チェリーを引いて「玄人技発動」! 疑似遊技でベルptを一気に貯めるチャンスなのですが……。
思うように伸びず終了、そして敗北。う~ん、惜しい!
設定を読む!
持ち玉を飲まれて追加投資1k、総投資7kにて、ベルを引きまくってCZ突破! このATが……!
単発で終了!(号泣) しかし、この後の設定示唆画面が……!
高設定示唆の「ドサ健」! 今のところ良い画面しか出ておらず、ATが伸びないだけで投資は抑えられています。とりあえず低設定ではないと見て良いのでは……?
持ち玉が飲まれる寸前、ダンチが立直(チャンスアップ)してCZへ!
今回もベルの引きが良く、AT突入! ここでまた一つ小ネタを。ナビ無し時、左リール緑7狙いで中段に緑7が止まるとベル濃厚でした。出目で一喜一憂できるの良いですね!
残念ながらATはまたしても単発……。継続率75%のはずでは……。
ガッカリしていたのも束の間、次の設定示唆画面で衝撃が走りました。
!? こ、これは一体……!? 実戦当時の情報サイトには出ていない画面が出現してしまいました。有利区間ランプは一度消えたので、持ち越しというわけではなさそうです。
経験上、漫画原作でモノクロ画面は好材料だったはず! ここまでの挙動も悪くありませんし、腰を据えて打っていきます!
ここで変則押しネタをもう一丁。AT中のナビ無し時、中リール適当押しで、中段にベルが止まればハズレ濃厚、リプレイが止まればリプレイ濃厚でした。「リプ来んな!」と念じながら中押しするの結構面白いですよ。
総投資は12kまで嵩んでしまったものの、2ベルでまたもCZを突破!
あくまでも推測ですが、CZ確率が「1/252~1/217」、AT初当たり確率が「1/463~1/293」ということは、CZ突破率に差があるはず。そして、12ベル引けるかどうかは引き次第ですから、「11ベル未満での突破率」に設定差がついているのではないでしょうか? これまで6号機を打ってきた経験からすると、低設定は「12ベル引くしかない」という感じだと予想されます。つまり、たった2ベルですでに2回突破しているこの台は、やはり悪くないと見ていいのでは……?
このATで初めて引き戻しに成功! しかも、ATに復帰するだけでなく擬似ボーナスに当選!
ベルをポンポン引いてミッションを突破し……。
最終ミッションもクリアして、ATが「玄人タイム裏」に昇格! ここでもう一度ボーナスを引いて「絶景」にまで昇格させれば純増約5枚となりますが……。
昇格は「裏」止まりで終了。とは言え、ボーナス中は純増約5枚なので、引くだけでもかなりの枚数が確保できますね。
さて、ここで再びシンキングタイム。今辞めればほぼトントンの微負けで済みます。が、挙動は(あくまで予想の域を出ませんが)中間以上ありそうです。……ならば、突っ張るしかないでしょう! 「ただ勝つために打つ……!」、その結果!!
持ち球を飲まれかけたところから、一撃1000枚オーバー!! さらに、この後引き戻して……!
8連到達! すなわち……!
念願の上位AT「絶景」に入りました! そうです、八連荘達成でも昇格するのです!
純増約5枚でモリモリ増える上に、ハズレで雀をストックしなくても押し順ベルで加符招来ポイントが貰えるようになります。完走さえ狙える超大チャンス、惜しくも1300枚で終わってしまいましたが……投資12kを見事に捲ることができました! 自分の読みを信じて良かったです!
玄人晩酌タイム
麻雀つながりで豪勢に中華でも……と思ったんですが……街はクリスマスイルミネーションに彩られ、ソーシャルディスタンスを保っているだけなのに何故か感じる孤独感。今宵は宅飲みしたい気分になりました。
超高確ステージでダンチが飲んでいたウイスキー(ロックは寒いのでお湯割り)と、同じく超高確で目撃したメロンソーダ……っぽいストゼロ。そして、AT中にドテ子が差し入れてくれたおにぎりです。おにぎりは専門店「ほんのり屋」で買ってきた「牡蠣めし」・「海老天」、そしてある意味究極の一品「塩むすび」でございます。
ウイスキーとおむすび……カオスな組み合わせですが、お米と具が上質でおいしいし、なんか逆にアリですね。学生時代、こんな感じの飲み食いをしながら徹夜麻雀をやった記憶が蘇ってきました。みんな元気にしてるかな……。
メロンのストゼロはデザートに取っておいて、『パチスロ 哲也 ‐天運地力‐』の感想です。CZ、AT中の自力要素が面白く、変速押しをからめることでさらに楽しめるようになっていました! CZにさえ行けば結構やれる感がある反面、通常時の立直やAT中の勝負は強いチャンスアップが絡まないとなかなか当たらないので、忍耐力を求められる部分もあります。今日のように出ては飲まれを繰り返しながら、AT昇格で一撃を狙う台なのかなという印象でした。
解析が出揃っていない中、自己流で予想しながら打ちましたが、やはりパチスロも麻雀と同じで、あれこれ考えながら打つのが面白いですね! 予想が合っていたのかどうか、答え合わせも楽しみです。
弱スイカ 【プロフィール】 都内在住のライター。初代『CRサムライチャンプルー』でパチンコの面白さを知り、その後パチスロも習得。一時期は『エヴァ魂の軌跡』の天井狙いで手堅く稼いでいたが、今では養分打ちがすっかり板についた。好きな演出は赤セリフ全般。2020年「ブラクラ2」にて万枚童貞卒業! |
(C)さいふうめい・星野泰視/講談社, (C)Daiichi